LPIC 受験記 受験対策

IT系

LIPC受験記

10年前ぐらいにレベル3まで取得し、ここ2年ぐらいでまた、レベル1から再取得した記録。
・友人A、2年前ぐらいにレベル3を再取得して更新、現場を離れています。
・友人B 現場の第一線で働いている。レベル2まで取得。会社の報奨金や受験料とスキルアップが目的に10年ぐらい前にレベル1から3まで取得。仕事ではサーバの運用と構築がメイン。どちらかと言うと運用が主かな?メールが届かない時などのメールサーバの調査やWEBサーバの維持や障害対応。現在の仕事にLPICが役立っているか??の部分もあります。

LPICの価値
ただ、MCPよりはLPICの方が現場で使えるし、管理職には響く。Windowsは結局はGUIだからマニュアルがあれば誰でも出来ます。
しかし、UNIXやlinuxはCUIだから誰でも出来る訳ではない。技術者が素人に電話で指示したと想定して考えると分かりやいでしょう。
プロセスが動いているかどうか見る時、ps -ef で見たとして沢山出てきてgrep何て言っても素人には分からないと思います。
でもWindowsだと「ココをクリックしてoracleと言うのが見える?」で何とか通じますよね。

監視オペレーターの場合はLINUXのサーバの知識は必須なのでレベル1の内容は理解したいです。
しかし、使わないようなコマンドのオプションを暗記しても意味はないです。そんなオプションがあったかな?程度で仕事には問題ないです。
特に102の内容は仕事では使わないのでもう少しレベルの高い仕事の時に知っていたほうがいいレベルです。
使うコマンドはある程度決まっています。

運用的な仕事でも監視オペレーターとあまり変わらないです。むしろ、実戦経験が重要なのでその先の仕事を考えてレベル2を取得するのが良いと思います。

新しいプロジェクトで資格も武器にはなりますが「sendmail分かる?」「SSL更新したことがある?」と聞かれた時に「YES」と言える事がLPICレベル2を持っているより重要。

構築
この辺りでレベル2の内容が使える。しかし、この辺りでもこんな細かいところ必要ないが多少ある。
ただ、全体としてレベル2の内容を大まかに知っているとわからない時に何を調べれば良いのか分かる。

受験対策

レベル1

101は翔泳社の参考書と何かしらの問題集で合格点ギリギリまで行けると思う。

linux初心者であった私が合格できたので間違いない。当時はcatやpsも知らなかった。
友人BはLINUXに触れていないのに合格していた。よく実機で勉強とか言う人もいるが、実機に触れなくても合格できる。ただ、現場で苦労するのは間違いない。
以前、Solarisのサポートの現場(障害を切り分け、原因を突き止めてCEにDISK等の交換指示やOSの仕様などのQA)にいたが、5時間ぐらいの勉強で合格していた人が多数いた。

UNIXのSolarisと言え、そのサポートで分からない事は開発元のサン・マイクロシステムズ後のオラクルにエスカレーションして堂々と渡り合っていたので当然といえば当然かも。

102は翔泳社の参考書と問題集1冊だと厳しいかもしれない。テスト範囲に出るものをmanコマンドで調べるのが良いと思う。問題集を2冊ぐらいやって9割以上正解できれば、試験も合格できると思います。

いわゆる「チョコ本」翔泳社のテキスト。これは絶対に手に入れるべきでしょう。

問題集の定番。通称「黒本」。もう一冊あればかなりの範囲がカバーされる。

レベル2

201は101と同様に翔泳社の参考書と何かしらの問題集で合格点ギリギリまで行けると思う。レベル1を合格しているので基礎体力もあるのでなんとかなる。
202はレベル3まで含めて一番難しいと思う。これは友人Bも同意見で、彼はC社問題集を購入していた。
私自身、202は翔泳社の参考書とインプレスの問題集(黒本)を仮に試験会場に持ち込んでも最初の受験の時は合格できなかったと思います。それだけ難しい。

なので102のように問題集を2冊というよりも実機やネットで調べるのがいいと思います。

これも買うべきでしょう。

レベル2は問題集やテキストも少ないので1冊はやはり欲しいですね。買うとしたら上記の問題集。

レベル3

300を受験。実はこれが一番簡単だった気がします。これは友人Aも言ってます。なぜかと言うと広く浅くな感じの試験範囲だからです。。(202と比べると狭く浅くと言っても良い)
やはり翔泳社のテキストプラス何かしらの問題集と実機でテスト範囲を見るのが良い。

試験範囲をある程度知るためににやはりレベル3でも「チョコ本」は必須。

まとめ

LPICはベンダー資格の中ではかなり価値のある資格です。これは業界で働いた人ならわかります。取得して損はないでしょう。

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